会長挨拶
  毎年恒例となりました日本マイナスイオン応用学会の主催する、「マイナスイオン応用フォーラム」は、今回で第8回目を迎えました。
  最近のマスコミでは、外国から輸入される農薬混入の汚染米やギョウザなどの食の安全等が盛んに茶の間を賑わしています。また年金問題をはじめ、後期高齢者医療制度の是非、消費者庁の創設、メタボリックシンドローム検診など、身近な医療と健康問題に国民の目が集中するようになりました。さらに地球環境問題では二酸化炭素と温暖化、鳥インフルエンザウイルス対策、シックハウス症候群を始めとする住環境の空気汚染の問題など多くの人々の関心を集めています。
  そこで今回の大会では、「医・食・住とマイナスイオン」をテーマに掲げ、新時代の健康とマイナスイオン応用研究の更なる可能性を検討したいと考えました
  昨年度のフォーラムでは、活性酸素と水素の関連から「水素水」の講演に大勢の大学、企業の研究者が参加され、盛大に開催できましたが、今年も去年に引き続き、「水素」に焦点をあて、水素の原点、水素とは何か?水素の基礎と応用を課題にさらに探求することになりました。
  そのために、本フォーラムでは『水素 −エネルギーの切り札となるか−』(研成社)著者であり、著名な水素学者の熊本大学大学院の市村 憲司教授に特別講演をご依頼致しました。先生からは、迅速なご快諾のご返事を頂き、今回の運びとなりました。心から感謝申し上げます。
  また、鈴鹿医療科学大学大学院の具 然和教授には、現在最もホットな話題である「水素豊富水と認知能に関して」の貴重な研究成果をご発表して頂けることになりました。
  不肖の私は、今回、会長講演として、「健康水素水の現状と課題」を発表致します。
  今回の一般演題には、住宅とマイナスイオンにご造詣が深い安田女子大学の金堀一郎教授にもご参加を頂き、また酸化チタンと空気清浄、新しい素材の活性珪素、水酸化イオンゲル、長時間水素が保持できる水の開発など、非常に話題性の高い6つの演題が集まりました。本大会フォーラムのテーマに相応しい充実した内容となりました。
  当学会としましては、このような大会フォーラムを通して、今後、未踏のマイナスイオン応用技術を発掘し、ともに利用価値を高め、研究支援してまいりたいと考えています。
  最後にフォーラム開催に当たってご協力を頂いた諸先生方を始め、運営委員の皆様、関係各位に深謝申し上げるとともに、学会の設立趣旨にご賛同頂ける大勢の皆様方の一層の連帯と、学会へのご協力をよろしくお願い申し上げます。

平成20年10月24日

日本マイナスイオン応用学会
会長  山野井 昇


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